薄毛の悩みの解消として、市販されている「発毛剤」や「育毛剤」を検討の対象にされたかたもあると思います。

ちまたには、数多くの育毛剤が発売されていていますが、科学的な臨床実験で発毛作用が確認されている薬品は、実は2種類しかありません。
一つが、商品名ロゲインや、リアップとして販売されているミノキシジル。
もう一つが、商品名プロペシアで販売されているフィナステリド。
ミノキシジルは、頭皮にふりかけてつかう外用薬です。
もともとは高血圧の治療薬として開発された薬で、血管拡張作用があります。
血管を拡張させることにより、頭皮の血流をよくすることで、発毛を促すといわれていますが、正確な発毛メカニズムについては、現在のところよく分かっていません。
頭頂部の毛を増やす効果があり、前頭部や生え際への効果は薄いといわれています。
血管拡張作用による血流の促進で発毛を促していることに起因するのか、ミノキシジルは、頭髪だけでなく、全身の毛を増やす作用があります。
また、ミノキシジルは、一度使用を始めたら、継続して使用し続ける必要があります。
ミノキシジルの使用中は脱毛を止められるのですが、服用をやめると脱毛が再び起こり始めます。
フィナステリドは、飲んで効くタイプの育毛剤、内服薬です。
頭皮における男性ホルモンの作用を抑制し、脱毛を防止するとともに発毛を促す作用があります。
もともとは、前立腺肥大症の治療薬として、開発された薬なのですが、脱毛治療に対しても効果があるということがわかり、日本では、万有製薬が2005年10月11日に厚生労働省の承認を受け、自由診療(保険外診療)として医師の処方箋に基づいて使用できるようになりました。
臨床試験では、3年で98%(以上)の人に対して脱毛を食い止める効果があったといわれています